長期レンタカーだと何がいいの?
一般的な1日だけ利用するレンタカーとは違い、長期レンタカーを利用することは、場合により大きなメリットがあります。特に下記のような時は、「長期レンタカー」の利用が便利で経済的です。
個人の利用ではこんな時にGOODです。
「車を1週間レンタルしてあっちこっちドライブをしたい」
「1ヵ月単位でレンタカーを使いたい」
「新車の納車待ちの間だけレンタカーを借りたい」
「単身赴任の間だけレンタカーを使いたい」
「出張先でレンタカーを借りたい」
「車で家族旅行に行きたい」
「思わぬケガで車が必要」
「子供が小さいうちだけ車があると便利」
業務用としては下記のような業者には重宝されているようです。
①ディーラー・中古車販売店・整備工場(事故・修理代車)
②介護施設・医療機関(送迎・訪問用車両)
③メーカー・販売(営業車)
④建築・設備・内装(現場への移動用車両)
⑤設立したての会社・ベンチャー企業(低予算・低リスクで社用車を確保)
メリット1:長期レンタカーの最大の魅力はその安さ!
長期レンタカーを利用する最大のメリット、それは1日だけ借りるレンタカーと比べ「レンタル料金が格安」なことです。さらに、車を購入するよりも安く便利になる場合もあるのでよく知ったうえでどちらにするかを決めるといいでしょう。
ウィークリーやマンスリー専門のあるレンタカー業者が提供している長期レンタカーは、とにかく「激安」なことが最大の特徴です。その激安の秘密の1つは、短期レンタカーよりも人件費がかからず、いろんな面でコストカットが可能だからです。
金額例としては、ある業者の最も人気のあるAクラス:軽自動車ミニは、小回りが抜群のモコやアルト、EKワゴン、ライフなどの軽自動車が、ETCや24時間ロードサービス付き、さらに保険込みで1ヶ月27,500円(税別)となっています。
またこの業者では、初めて利用のお客さんは、なんと初回割6000円引きのサービスもあります。
つまり短期レンタカーを数日借りるのであれば、長期レンタカーを1ヶ月借りたほうが得なんです!
長期レンタカーは、一般的に最短1週間からレンタルが可能ですが、3日以上一般の短期のレンタカーを借りるのであれば、Aクラス:軽自動車ミニが1週間9,000円(税別)でレンタルできるので、短期レンタル店で借りるよりも断然お得に利用できます。
メリット2:慣れた車を長く利用できる!
新しい車を購入するまでの間のつなぎとして多く使われるのが、「長期レンタカー」です。長期レンタカーは、とにかく長期で借りるほどレンタカー料金が割安になるのが大きな特徴ですが、他にも魅力的なポイントがたくさんあります。
例えば、長期レンタカーの場合、「同じレンタカーを長く利用できる」というメリットがあります。1日、2日と短期でレンタカーを借りる場合、毎回異なる車両を振り分けられてしまうので、そのたびに車両の操作方法を確認し直さなければならないといったデメリットがあります。
一方、1ヵ月、2ヵ月と一度にまとめ借りられる長期レンタカーの場合は、短期の利用とは異なり、契約期間中はずっと同じレンタカーを利用できるといったメリットがあります。
はじめの車で最初は操作方法に戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れてくれば自家用車を運転しているのと同じような感覚で快適に運転できるようになります。
レンタカーを利用したことがない人の中には、「マイカーと操作方法が違うので上手く運転できるか不安」という方もいますが、長期レンタカーを利用すれば、同じレンタカーを長く利用できるので、運転を重ねるうちにマイカーのように操作に慣れてくるはずです。
メリット3:車のメンテナンス費用がいらない!
長期でレンタカーを借りる際も、定期的に車検やオイル交換などが必要になりますが、そういった事務処理や車に関する「メンテナンス費用がいらない」ことも長期レンタカーのメリットです。
オイル交換などのメンテナンスが必要なときは、長期レンタカーを借りた店舗まで車を持っていき、その場でオイル交換などをしてもらえるので安心です。
さらにその際に整備までしてくれるので、自家用車を持つことと比べ面倒なことがない!というのが大きな特徴です。
メリット4:WEBから契約期間の延長ができる!
自家用車の故障に伴い修理期間中だけのつなぎ用として利用したり、日本への一時帰国で数ヶ月だけ利用したりと、長期レンタカーはさまざまな用途で利用されている便利なレンタカーです。
そんな長期レンタカーを利用される方によくあるケースが、「契約期間を延長する」ということです。契約期間を延長したいという時にWEB画面から簡単にレンタル延長の手続きができる業者もあります。
会員マイページから延長の手続きをする場合は、契約の延長をしたい期間に他の客の予約が入っていなければ、その場ですぐに延長をすることができます。他に予約がなく、延長手続きができた場合は、いま借りているレンタカーをお店に返却することなく、そのまま乗り続けることができます。
また、万が一いま借りているレンタカーの延長手続きができなかった場合は、契約期間以降は他の長期レンタカーを新規で予約をして、返却日に新しく予約した長期レンタカーに乗り換えをするだけで契約期間の延長ができたりもします。
メリット5:保険料を安く抑えてコストを低減できる!
長く借りれば借りるだけ、その安さを実感できる長期レンタカーは「コストを低減できる」というメリットがあります。
社用車として法人でレンタルをすれば、長期レンタカーのレンタル料金は経費処理となり、メンテナンスにかかる管理費用なども必要なしとなります。さらに、「保険料」までレンタル料金に含まれていることも大きなメリットです。
レンタカー会社は基本的に、所有するレンタカーすべてに自動車保険をかけています。格安料金で人気の長期レンタカーにも、特定の金額を限度として保証制度が付いているので安心です。
複数人で長期レンタカーを運転する場合は、事故免責補償制度への加入申し込みが必要になりますが、ある業者では下記のような金額になっています。
<複数人運転の免責補償か入金額>
1週間 3,000円(税別、延長1日あたり428円)
1ヶ月間 6,000円(税別、延長1日あたり200円)
※万が一事故が起きた際の利用者負担額は最大50,000円
長期レンタカーなら買うよりこんなにいい点もある!
① ネットからレンタカーを予約する
長期レンタカーは、一般的に1週間程度以上続けて借りる場合のものを言います。パソコンやスマートフォンから24時間365日いつでもどこでも予約することができる業者もあります。ただし、出発日の前日や当日にレンタカーを利用する場合は、電話による受け付けが必要となることがありますので注意が必要です。
長期レンタカーの総台数が多いレンタカー会社の場合、禁煙車だけでなく、喫煙車を選べたり、すでにナビが埋め込まれている車両を選べたりと、様々な条件のもと好みの車を自由に選ぶことができます。
② オプションサービスを選択する
借りたい長期レンタカーの車種を選んだあとは、「オプションサービス」を選択します。
レンタカー料金には、任意保険があらかじめ含まれているのが基本です。ただし、もしも借りているレンタカーで事故や車両破損があった場合、事故の大きさによっては自己負担(免責額)が発生する場合があります。その業者にオプションサービスの「自己免責補償制度」があればそれに加入しておけば、もし事故を起こした場合でも、ノンオペレーションチャージ(休業休車保証料)の負担のみで済むので安心です。
他にもオプションとして、レンタカーにポータブルナビを付けられたり、ゴールド免許の方は割引を利用できたりもします。このようなオプションサービスを選択し、必要事項を入力して会員登録を済ませたら、長期レンタカーの予約が完了します。
③ 料金は前払いが多い
長期レンタカーの予約が完了したら、選択したレンタル開始日の出発時間に合わせてレンタカー会社の店舗に向かいます。店舗では、長期レンタカーを利用する上での注意事項などの説明を受ける他、車両の傷やへこみなどの点検や操作方法の説明、契約書へのサイン、レンタカー料金の支払いをします。
長期レンタカー料金の支払いは、店頭にて前払い制となっているのが普通ですので、免許証や現住所を確認するための書類のほか、クレジットカードも忘れずに持参しましょう。
店舗での手続きが全て完了したら、いよいよ車を運転して出発です。安全第一を心がけて、今一度、座席シートの位置やミラーの角度、シートベルトの着用などを確認して出発しましょう。
④ 利用後は店舗に返却
借りた長期レンタカーは、予定していた返却日に合わせて借りた店舗に返却します。返却日以降も延長して利用したい場合は、必ず返却日前に会員ページなどから延長の手続きを済ませるか電話などで連絡をしましょう。
いま借りている長期レンタカーが、すでに他のお客さんからの予約が入っている場合は、延長をすることができないので注意が必要です。この場合は、返却日から利用する長期レンタカーを新規で予約して、一旦いま乗っている長期レンタカーを返却日に返却し、新規で予約した長期レンタカーに乗り換えます。
会員ページから延長の手続きが可能な場合は、多くはWEB上からクレジットカード決済で延長料金の支払いを済ませれば、店舗に返却することなく、そのまま乗り続けることができます。
借りた長期レンタカーを店舗に返却するときは、必ずガソリンを満タンにした上で返却します。
これからの車社会の主流になる!?
これからは「長期レンタカー」がひっぱりだこ
数年前から、「若者の車離れ」という言葉をよく耳にするようになりました。これは、大学生を含む20代の若者世代を中心に「車を持たない」、「車を購入しない」という考えを持つ人が多い、という傾向から生まれた言葉です。
そんな若者の車離れが進む中で、大きく成長を続けていると話題になっているのが今回紹介する「長期レンタカー」です。
車を購入しない、持たないといった選択をする人が増えている中で、「レンタカーを利用する機会は増えた」という方も案外多いのではないでしょうか。
それでは早速、右肩上がりで利用者を増やし続けている長期レンタカーの需要について紹介します。
必要なときにだけ車を利用する人が増えた!
現在の自動車の普及率は、10年ほど前に比べると約1割も低下していると言われています。特に、20代から30代の世帯における自動車保有率が大きく減少中で、その結果、若者の車離れといった言葉が生まれました。
ただ、自動車の保有率が減少中といっても、車が必要なくなったというわけではありません。自家用車を所有する必要性を感じらない人は増えていますが、その一方で旅行先や出張先での移動手段として、今でも「車は必要不可欠なもの」という位置付けにあります。
そこで今、若い世代を中心に大きく注目されているのが、必要なときにだけ車を利用できる「長期レンタカー」の存在です。必要なときに、リーズナブルなレンタル料金で気軽に利用できるという理由から、長期レンタカーを1ヵ月まとめ借りして、定期的に運転を楽しむといった方が増えています。
長期レンタカーの個人需要が急成長中!
長期レンタカーと言えば「法人需要が多い」といったイメージがありましたが、最近は「必要なときにだけ長期レンタカーを利用したい」といった「個人利用」の需要が大きく急成長しています。
パソコンやスマートフォンの普及により、インターネットから簡単に長期レンタカーに関する情報を集めやすくなり、場合によっては予約を入れたその日のうちにレンタルすることも可能になりました。レンタカー会社の予約サイトやアプリなどを使えば、365日24時間、いつどこからでも予約を入れて、長期レンタカーを借りることができます。
また、自ら自動車を保有するとなると、税金や車検、メンテンナンスなどの手間やコストがかかりますが、長期レンタカーを利用するとこういった手続きもレンタカー会社が代行してくれますし、メンテンナンス費用や保険料などもレンタル料金に含まれているといったメリットがあります。
このような様々なメリットから、最近ではプライベートでの旅行を前に、ネットから事前に長期レンタカーを予約して、旅行を楽しんだり、長距離の移動に利用したりという人が増えています。
長期レンタカーの利用形態は多様化している!
電車やバスなどの移動手段が少ない地方での移動や、大きな荷物を持った旅行の場合、車があったほうが移動に便利なことから、長期レンタカーを利用する方が多いようです。
それに加え最近は、プライベート旅行以外にも、長期レンタカーの使い道が大きな拡がりをみせています。
例えば、夏休みや冬休みの間だけ、子どもを塾へ送り迎えしなければならない場合に長期レンタカーを利用されることがあります。また、帰省中の移動手段として長期レンタカーを借りるなど、車が必要になる期間が限定的な場合や車を購入するほどではない、といったときに長期レンタカーは大変便利です。
長期レンタカーは個人利用だけでなく、ビジネスシーンでも多く利用されています。車が必要になる地方への長期出張や、ビジネス関係者の送迎用など、長期レンタカーの利用シーンは多岐にわたります。
東京オリンピックを控え需要拡大が予想される長期レンタカー!
長期レンタカーの需要は、日本人の利用者に限ったことではありません。ここ数年、日本への訪日外国人観光客数が増加していますが、2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博などを控えていることもあり、長期レンタカーの需要はますます拡大することが予想されています。
日本国内における訪日外国人観光客の移動手段といえば、基本的には電車などの公共交通機関でしたが、最近は訪日旅行のリピーターを中心に長期レンタカーを交通手段の一つとして選択する方が増えています。
電車などの待ち時間や大量の荷物を気にすることなく、日本全国を移動できる長期レンタカーの便利さ、そして長く利用するほど安さを感じられるコストパフォーマンスの良さが、多くの外国人観光客に選ばれている長期レンタカーの魅力といえます。
お正月やゴールデンウィーク、夏休み、冬休みなど、長期の休暇がある時期は特に予約が混み合いますので、旅行の計画が決まったら早めに予約を取ることをおすすめします。